2020/08/31 14:50
こんにちは。こみせやさんです。 「こみせやさん」は、小1起業家に影響を受け始まりました。(詳しくは、こちらの記事) 小学生が起業!? うちの子は働くことやお金についても、まだ理解できているかわからないのに... できるのかしら?どうやったのかしら? そう思いながら調べてみると、私にもできることはありそうです。 今回は、小学生起業家のおはなしを参考に、その内容やポイントを自分なりにまとめたものを紹介したいと思います。
▼ おこづかいを増やしたいから始めたコーヒー屋さん
まず、私が影響を受けた小1起業家について、簡単に紹介したいと思います。
詳しく知りたい方は、佐藤ねじさんのnoteを読んでくださいね。
小1の息子さんはおこづかいを月100円もらっていたのですが、当時ポケモンカードにハマっていて、もっとポケモンカードがほしいーーーという思いがあったそうです。
そんな息子さんの様子をみて「おこづかい講座」を開催したとのこと。
しかも、受講料として100円払ってもらって。
おこづかい講座では、お金を得るにはいろんな方法があること。
お金をもらうには、ターゲット(息子さんの場合はお父さんお母さん)の困りごとを解決すること。
そのために、ターゲットを観察したり、直接聞いてみること。
そんなことをお話ししたそうです。
結果、コーヒーが好きなお父さんお母さんに向けて美味しいコーヒーをいれることにしたそうです。
コーヒー屋を開店するにあたり、珈琲豆の仕入れが必要です。
珈琲豆を買うために、お年玉貯金を使い、さらにお父さんから借金をしたそうです。
息子さんの借金にドキドキしている様子が目に浮かびます。
子どもにとって900円は大きなお金ですよね。
コーヒー屋さんを出店するにあたり、コーヒーの値段を決めたり、お菓子とのセットメニューを作ったり。
日々の売り上げは水納表に記載し計算。
珈琲豆を買うための元手を取り戻して黒字化するまでに2ヶ月かかったそうです。
息子さんは小1で起業し、小2になっても続けているとのこと。
▼ 小学生の起業はここがポイントそう!
ポイント1 |タイミング
息子さんが「ポケモンカードを買いたい」「おこづかいを増やしたい」というモチベーションが上がっているタイミングということはポイントだと思いました。
何か行動をうつす時、何かにチャレンジする時、そこには何かしらの動機があるのは大人も子どもも同じですよね。
ポイント2 |伝えるだけではなく体感
お金の使い方には、消費と浪費と投資の3種類がありますが、お金を払ってもらい、講座内容の投資について体感してもらうというところがポイントだと思いました。
子どもにとって、消費と浪費と投資の違いは聞いただけでは理解がしづらいかもしれません。体感すると、理解しやすくなりますよね。
ポイント3 |子どもの状況に合わせ親がサポート
何を売るのかを決める案出しでは、問いかけてサポートしていそうだと思いました。また、水納表を書くことや書き方もサポートしていそうです。
子ども一人ひとりの状況に合わせて親がサポートすることが大事なのだと思いました。時には待つ、見守るということも。
ポイント4 |おもしろがる
コーヒー屋をした感想がnoteでも紹介されています。遊び感覚でできることや、その様子を親も楽しむ、おもしろがる姿勢が何よりも大切なのだろうなと思いました。
楽しくないと、続かないですしね!
▼ 起業体験でビジネスの難しさも楽しさも体感
さて。小学生の起業ではないですが、学校教育でも「起業家教育」や「アントレプレナーシップ」「キャリア教育」など導入している事例はいくつかあります。
その目的は、社会人として必要となるスキルを養うためです。例えば、チャレンジ精神やコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力など。
また、子どもたちの自己肯定感や意欲を高めることにもつながると言われています。
実は、私は大学時にカフェ起業を体験する授業を受けたことがあります。
その時はお店コンセプトのプレゼンテーション、お店の近隣の人たちへの挨拶、利益を上げるためにいくらで仕入れて、いくらで販売するのか、そして売上目標などの計画立てをしました。
この授業を受けて、「利益を上げるって、難しいもんなんだな」と思ったものです。
いくら売上を上げても材料費や家賃を引いていくと手元に残るお金は少なくなる。
(私たちチームのカフェは歴代NO.1の売上でしたが、その分多額の支出があったので、収益は少しでした。)
授業の一貫である起業なので、自身の身銭が減るわけではないということもあり危機感は低かったですが、ビジネスの難しさも楽しさも体感できました。
実際に社会人スキルを養えたかはわかりませんが、選択肢や視野が広がり、私の職業観や人生観に大きく影響を与えてくれました。
これらは、通常の授業でもアルバイトでもできない体験です。
▼ 最後に
こみせやさんは、起業家教育ほどではないですが、社会で生きる力を育てることを目的にしているので通じる部分があります。
考える力、創り出す力、チャレンジする力は、予測不能な社会では特に重要になってくるでしょう。
応援いただけたら喜びます。どうぞよろしくお願いいたします。
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